3月18日の公開日に見てきました。
「LA LA LAND」見たかったんだけど、混んでたので断念。
映画見るときに近くに、せめて隣に誰もいない状態がいい。もちろん、そんなワガママ通してる場合じゃないときもあるけど。
とりあえず今回は、こっちも近いうちに見るだろうし、ってことでまず「ひるね姫」見ました。
東京オリンピックが迫る2020年の夏。物語の主人公はいたって平凡な女子高生。特技といえばどこでも眠れることくらい。そんな彼女が、最近不思議と同じ夢を見るようになる。時を同じくして、現実が歪み始め、その秘密が自分の夢にあることに気付く。事件を解決するためココネは東京まで旅をすることになるのだが、それは彼女にとって思いがけず、知らない“ ワタシ” を見つける旅でもあった。今より少し先の未来を舞台に、夢と現実をスリリングに行き来するロードムービーが誕生した。
引用:公式サイト
夢の世界と行ったりきたりってところは大好物。
「攻殻機動隊 S.A.C.」も「東のエデン」などの神山健治監督作品。
両方とも大好きな映画だったので「ひるね姫」も結構期待してましたが、個人的にはいまいち。
夢の世界と現実の世界がごちゃごちゃしているところは、まあ幻想小説みたいなものと思えば全然文句はないのですが、その夢の世界なんかをやけに現実世界での何かしらの比喩だったり象徴だったりするのがあからさますぎていて、そこでちょっと引いてしまう。
あと、一番残念なのは夢の世界がワクワクしないんですよね。
魔法の概念があったりして、そこは嬉しいんだけど、魔法を使うのにタブレットを使ってて、そこもなんか残念だし。
タブレットが現実世界でも重要な役割だから、というのはわかってるんだけど、もっと見せ方あるんじゃないのかなー。というのが正直な気持ち。
特に後半がよくない。
ラスボスはエヴァみたいでちょっとワクワクするし、ロボットもかっこいいんだけど、かっこよさがデザインだけで、魅力を感じない。
メッセージ性も「感動してください」って思惑がすごい見えすぎてて、ひねくれてる自分としては距離を置きたくなっちゃう。
簡単なストーリーを見えづらくして、複雑に見せてるだけのように感じちゃう。
EDの「デイ・ドリーム・ビリーバー」はもちろん名曲なんだけどそこで流れるモモタローとイクミのエピソードは、そここそちゃんと本編で見せる内容じゃないのかな。
本編で見せないのなら、最後まで見せなきゃいいのにな。