帰ってきたヒトラー @Amazonプライム

Twitterで募集したオススメ映画第38弾。
現代の僕らから見るとヒトラーという存在は悪意の塊で、恐ろしい存在だということはわかっている。
もちろん当時もそう思う人はいたのでしょうが、それでも多くの人が彼に着いて行ったということは、彼には魅力があったのも確かなはず。

「なぜヒトラーを魅力的に描いたのか?」という「問題作」。

解説

ヒトラーが現代によみがえり、モノマネ芸人として大スターになるというドイツのベストセラー小説を映画化。服装も顔もヒトラーにそっくりの男がリストラされたテレビマンによって見出され、テレビに出演させられるハメになった。男は戸惑いながらも、カメラの前で堂々と過激な演説を繰り出し、視聴者はその演説に度肝を抜かれる。かつてのヒトラーを模した完成度の高い芸として人々に認知された男は、モノマネ芸人として人気を博していくが、男の正体は1945年から21世紀にタイムスリップしたヒトラー本人だった。ヒトラー役を演じるのは、舞台俳優オリバー・マスッチ。
引用:映画.com

https://www.youtube.com/watch?v=aNe7vqy7dng

ネタバレありの感想

本作「帰ってきたヒトラー」のヒトラーは確かに魅力的。
そんな彼が現代に蘇り、ヒトラーのモノマネ芸人として人気になっていく、というどう考えても面白くなりそうな設定。

もしも、あくまでもしもだが、本当に現代にヒトラーが蘇ったら、同じようなことが起こるのではないだろうか。
ヒトラー本人ではなくとも、彼のような、魅力的で危険な人物が現れたら、と思うと恐ろしくなる。
本作のような作品を「フィクションだから」とただ楽しむだけで終わってしまうのはもったいない。

前半はコメディとして本当によく出来ている。
クリーニング屋でパンツまで脱いでしまったり、ダサい格好でも偉そうなままな姿など、可愛らしい面白さに溢れている。
そんな彼もだんだんと独裁者としての顔が見えてくる。
テレビを見て「プロパガンダに最適」と言ったり、SNSまでも活用したりと、現代に対する警鐘が鳴らされる。
実際、SNSでも、ゾッとするようなことは多いし、テレビも確実におかしいことになっている。

人種差別的な場面なども、タイムリーでいろいろと考えさせられる。

現代でも影響力の大きな人物はたくさんいる。
そんな人がヒトラーのような(恐ろしいものではないとしても)考えを持ってしまった時にそれを止められるんだろうか。

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