Twitterで募集したオススメ映画第33弾。
タイトルはよく聞いていた。
それだけのことはある。超絶面白かった。
あまりに面白過ぎた。
中盤くらいで、面白すぎて、ワクワクしすぎて泣けてきてしまった。
「ダークナイト」「インセプション」のクリストファー・ノーラン監督によるオリジナル作品。世界的な飢饉や地球環境の変化によって人類の滅亡が迫る近未来を舞台に、家族や人類の未来を守るため、未知の宇宙へと旅立っていく元エンジニアの男の姿を描く。主演は、「ダラス・バイヤーズクラブ」でアカデミー主演男優賞を受賞したマシュー・マコノヒー。共演にアン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、ノーラン作品常連のマイケル・ケインほか。「ダークナイト」や「インセプション」同様に、ノーラン監督の実弟ジョナサン・ノーランが脚本に参加。撮影は、これまでのノーラン作品を担当していたウォーリー・フィスターが自身の監督作「トランセンデンス」製作のため参加できず、代わりに「裏切りのサーカス」「her 世界でひとつの彼女」などを手がけて注目を集めているホイテ・バン・ホイテマが担当。
引用:映画.com
本当に面白い。
しかも、ずうっとずうっと面白い。
ワクワクしっぱなし。
相対性理論やブラックホール、ワームホールなんかのSF的な部分は当然のごとく僕にはよくわかんないんだけど、それでも雰囲気はわかる。
結構ハードなSF映画なハズなんだけど、難しい部分はなんとなく雰囲気で行ける感じですごく良き。
勝手に宇宙を舞台にしたSF映画だと思っていたので、映画冒頭のシーンで裏切られ、心掴まれる。
環境が変化し食糧難に陥った地球。
主人公のクーパーも農家としてトウモロコシを育てるものの、未来はどう見てもジリ貧。
絶望的な環境で力強く生きようとするクーパーとその一家。
ある日、娘のマーフィーが発見した「幽霊」の存在。
SF+オカルト? そこで「お!」と来て、どうやら本当に何か別の力が働いている、となってきてその時点でワクワクが最高潮になって泣きそうになった。
「幽霊」からのメッセージが、とある場所を指していると気づいたクーパーとマーフィーがそこに行くと、そこは無くなったはずのNASA。
NASAはそこで、人類の存亡を賭けた計画(ラザロ計画)を続けていた。
なんて楽しい展開だ。
そして、「幽霊」が何だったかはわからないまま、クーパーは地球の未来・家族の未来のために人間の住める惑星を探しに宇宙へ行く。
ここで、マーフィーとは辛く、不本意な別れをしてしまう。
宇宙では当然のように様々なアクシデントに巻き込まれ、地球ではマーフィーが化学の道に進んでいる。
自らの命を犠牲にして仲間を救ったクーパーは高次元の空間に落ちる。
そこは、時間も空間も超えた場所。
過去、マーフィーへメッセージを送っていた「幽霊」はクーパーだった、という綺麗な伏線回収。
地球でも宇宙でも他の惑星でも、とにかく映像の力・説得力が素晴らしい。
そして何より個人的には脚本の素晴らしさ。
魅力的なキャラクター達、ワクワクする謎、手に汗握る冒険、そして謎の解決。
気持ちがいい。
カタルシスが凄い。
最高の映画のうちの一つ。