Twitterで募集したオススメ映画第31弾。
タイトルはよく聞く。さすがの名作だけど怖えよ。
捕まった者に死が訪れる謎の存在=「それ」に付け狙われた女性の恐怖を描いたホラー。低予算ながら斬新なアイデアでクエンティン・タランティーノから称賛され、全米で話題を呼んだ。ある男と一夜を共にした19歳の女子大生ジェイ。しかしその男が豹変し、ジェイは椅子に縛り付けられてしまう。男はジェイに「それ」をうつしたこと、そして「それ」に捕まったら必ず死ぬことを彼女に告げる。「それ」は人にうつすことができるが、うつした相手が死んだら自分に戻ってくるという。ジェイは刻一刻と迫ってくる「それ」から逃げ延びようとするが……。本作が長編2作目となる新鋭デビッド・ロバート・ミッチェルが監督・脚本を手がけ、「ザ・ゲスト」のマイカ・モンローが主演を務めた。
引用:映画.com
性行為で人にうつすことができる「それ」。
「それ」の姿形が決まっていないっていうのがすごく良かった。
「それ」は歩くのが遅くて移動している限りは逃げられるっていうのもすごく良かった。
良かった、って事は怖かったってことでそういう意味では良くなかったんだけど。
「それ」の姿形が決まっていなくて、親しい人の姿をしていることもある。
そのせいで周りの人誰も信用出来ないってなりそうなんだけど、カメラワークやらなんやら、大雑把に言っちゃうと雰囲気で「それ」だっていうのは分かる。
でも、遠くで歩いているあの人もしかして「それ」かな?って疑心暗鬼になる感じで、恐怖の波が押してきたり引いたりするのが良かった。
「それ」を見かけても逃げられるっていうのも良かった。
対処次第では希望は全くないわけじゃなくて、なんとか生きながらえることは出来てしまいそう。
どうやら「それ」が出てくるのも、不定期のようだし、気を抜いてもいい瞬間っていうのがあるようで残酷だな、と。
映画後半、プールサイドに電化製品をたくさん置いておそらくプールに「それ」をおびき寄せて感電させたかったんだろうけど、あまりに迂闊だし、計画には穴はありすぎるしで、結局そこを逆手にとられるシーンとか良くわからなかったけど、全体的にはずうっと怖くてそれでもなんだか楽しく見れた。
良き。