Twitterで募集したオススメ映画第22弾。
結構前に原作は読んでたやつ。
目的のためならば殺人もいとわない教師の姿を描いた貴志祐介の問題作を、「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」「十三人の刺客」の三池崇史監督が映画化。伊藤英明が主演し、自身初の悪役に挑んだ。生徒から慕われ、学校やPTAからの評価も高い高校教師・蓮実聖司は、教師の鑑ともいうべき表向きの顔とは別に、他人への共感能力をまったく持ち合わせていない、生まれながらのサイコパス(反社会性人格障害)という隠された顔があった。いじめ、モンスターペアレンツ、セクハラ、淫行など問題だらけの学校で、自らの目的を達するため、蓮実は躊躇なく殺人を繰り返していく。しかしある日、ほんのささいなミスを犯してしまった蓮実は、それを隠匿するためクラスの生徒全員を惨殺することを決める。共演に二階堂ふみ、染谷将太、林遣都、山田孝之ら。
引用:映画.com
原作読んだのは結構前なのでいまいち覚えてないんですけど、ハスミンってもっと迂闊だったような気がするんだけどな。
原作読んだ時笑っちゃった気がする。
ま、いいや。
ハスミンがなぜ人気あるのか、が一番の謎。
高校生にとってあのキャラクターはもっと鬱陶しいと思うんですけどね。
教師による高校生の大量殺人という設定は割と珍しいのではなかろうか。
なんとなくですけど、数以外の部分では有利ですもんね。
本作も言ってしまえば、ヌルゲー的ではある。
ハスミンがすごく頭がいい、っていうエピソードはあるものの、犯行自体はほとんどがただの力技。
頭が良すぎる人=サイコパスってイメージなのかな。そうだとしたらちょっと安直すぎるな。
とにかく、ほとんどの生徒が抵抗しないんですよね。抵抗らしい抵抗したのって、アーチェリー部の彼だけだよね。
抵抗しないどころか隠れもしない生徒がたくさん。
サイコパスにも見えないんですよね。
本当にただのシューティングゲーム的行動にしか見えない。
頭がいい割に、戻ってきちゃったにせよ、アーチェリー部の彼を簡単に逃しちゃっていたり、最後2人を見逃しちゃうのも迂闊すぎる。
映画最後で堂々と続編の存在を名言してるけど、まだ出来てないですよね?
どうなっているんだろう。