Twitterで募集したオススメ映画第19弾。
ホラーは苦手。
なのに・・・
低予算ながら全米で大ヒットを記録したホラー「パラノーマル・アクティビティ」の続編を、東京を舞台に映画化。「放送禁止」シリーズの長江俊和監督がメガホンをとり、「ひゃくはち」「BECK」の中村蒼とモデル出身の青山倫子が主演を務める。アメリカ旅行から帰国したばかりの春花は、目覚めると部屋の中のものが勝手に移動していることに気づく。弟・幸一のいたずらだと思い込むが、潔白を証明するため幸一がビデオカメラで撮影した映像により、衝撃的な現象を目の当たりにする。
引用:映画.com
低予算ながら大ヒットとなった「パラノーマル・アクティビティ」の日本版続編。
という「そんなのあり?」ってやつ。
オリジナルの方見ていないです。怖いって知っているから。
あれですよね、監視カメラの映像になんとかかんとか、って感じのですよね。
そりゃリアルになりますよ。そりゃ怖いですよ。
低予算とホラーって相性良さそう。
本作「パラノーマル・アクティビティ第2章: Tokyo Night」もしっかり怖かった。
映画館で見なくてよかった、途中何度も止めた。
まず主演2人の演技がすごくよかった。
姉と弟という関係で、姉弟の雑な関係性がうまく出ていて、リアリティあった。
姉弟ともに顔整いすぎ、という点以外は「こんな姉弟いそう」とすごく思えた。
でも、脚本・演出の面で残念な点がいくつか。
一番気になったのは、車椅子生活のお姉ちゃんが2階で寝てること。
半年は車椅子生活と言われていたら、1階で寝ますよね、普通。
他にも、こんな怖い目に合いまくってるのに毎晩普通に寝れている点や、食事の時も食卓にちゃんと2人とも映るようカメラを置きっ放しにしている点、お姉ちゃんの悲鳴が聞こえて家中探し回るのはいいけどちゃんとカメラも持っていく弟、などなど。
映画後半は定点カメラで撮影することにはお姉ちゃんも納得していたんだし、主要な部分にカメラを常に設置している、みたいな見せ方でよかったと思うんですけどね。
そこらへんで、フィクション感が強まってしまっていた。
もっと演出をしっかりとしてくれたらもっともっと怖かっただろうな。
だから僕にとってはこれでよかった。
ここら辺の不満点も「映画だから・モキュメンタリーだから」と言われたら「映画だからこそ・モキュメンタリーだからこそ」と言い返したい。
と、わざわざ細かい演出部分を見つけてはフィクションであることを確認しながら見るくらいには怖かった。