Twitterで募集したオススメ映画第13弾。
あれ、これは映画だったのかな。
「ルパン三世」27年ぶりのテレビシリーズとして2012年4~6月に放送された「LUPIN the third 峰不二子という女」に続くスピンオフ作品第2弾で、ルパンと次元がどのよう経緯を経て相棒になっていったかを描く。秘宝「リトルコメット」を狙って東ドロアに潜入したルパンと次元大介は、秘宝の奪取に成功するが、逃走中に次元が何者かに狙撃される。次元を貫いた弾丸から、狙撃者の正体はターゲットの墓を事前に用意する殺し屋で、墓を用意されて生き延びた者はいないとされるヤエル奥崎であることが判明。ルパンと次元が訪れた墓地には、次元の名が記された墓が用意されており、2人はヤエル奥崎のアジトへ乗り込むが……。「峰不二子という女」ではキャラクターデザイン・作画監督を務めた、「REDLINE」の小池健が監督を務めた。
引用:映画.com
絵柄が僕の馴染みのあるやつとはだいぶ違う!
より劇画調で、原作よりだいぶ濃い。
にも関わらずルパン(栗田貫一)がいつもの調子すぎて、そこに違和感。
絵柄以外でも、以前のテレビシリーズとは違う雰囲気は強くある。
ルパンに軽薄な感じが少なかったり、銭形警部が(最後にしか出てこないが)やけにハードボイルドだったりするもののなんだかんだ一番大事なところはいつものルパン三世だった。
わかりやすいストーリーで、骨に政治とか大きい話を絡めてくるいつものルパン三世。
ってこともあって、目新しさはあんまし無かった。
前編後編に別れて計1時間ほどの短い映画。って映画なのかな?これ。
次元が主人公なのかと思いきや前編の最後の方で(一旦、死んだふりで)離脱。
死んだふりのアイデアもルパンのもののようだし、次元のかっこよさがあまり感じられない作品だった。
しょんぼりーぬ。
本作の悪役はヤエル奥崎。
サイコロの出た目に合わせてターゲットを殺すという凄腕のスナイパー。
早撃ちも次元にも勝つというすごい殺し屋で、何故かルパン達の行動を読み、ルパン達を追い詰めて行くんですけど、その秘密が街中に張り巡らされた監視カメラの映像をハッキングして見ていた、というなんだかロマンの少ない方法。
そして、それをルパンが逆手に取って、ヤエル奥崎を倒すんですけども、アイパッチをしていたルパンを見てなんとも思わない迂闊さ。
そんなところでどうにも小物感が漂う適役なのが残念。
しょんぼりーぬ。
しょんぼりポイントはあるけど全体的には気軽に見れて良き映画。