Twitterで募集したオススメ映画第10弾。
これ、自分からでは多分見なかっただろう映画。
教えてもらってよかった。最高。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」などで知られるエドガー・ライト監督が、音楽にのりながら驚異の運転テクニックを発揮する若きドライバーの活躍を描いたオリジナル作品。天才的なドラインビングテクニックで犯罪者の逃走を手助けする「逃がし屋」をしているベイビーは、子どもの頃の事故の後遺症で耳鳴りに悩まされているが、音楽によって外界から遮断さえることで耳鳴りが消え、驚くべき運転能力を発揮することができる。そのため、こだわりのプレイリストが揃ったiPodが仕事の必需品だった。ある日、運命の女性デボラと出会ったベイビーは、逃がし屋から足を洗うことを決めるが、ベイビーの才能を惜しむ犯罪組織のボスに脅され、無謀な強盗に手を貸すことになる。ベイビー役は、「きっと、星のせいじゃない。」で注目された若手俳優のアンセル・エルゴート。ヒロインとなるデボラを「シンデレラ」のリリー・ジェームズが演じるほか、ケビン・スペイシー、ジェイミー・フォックスといった実力派ベテラン俳優も共演。
引用:映画.com
プロレス(というかスポーツ全般)に興味がない僕ですが、それでも冒頭のプロレスシーンから引き込まれた。
そしてそれよりも、控え室でのレスラー同士の会話。
これからの試合の段取りや、薬の売買など。
何気ないシーンなんですけど、仲の良さなんかが見えてきて可笑しさがありつつ、ホっとする。
演技のこともよくわからないし、俳優のこともよく知らないんですけど、主演はミッキー・ロークさんという方みたいですね。
そして、詳しくない僕でもわかる、素晴らしい演技。
体つきなんかは本物のレスラーみたいだし、男らしさや男の女々しさなんかが表情から滲み出てて、どこかキュートでありつつとにかくカッコ良い。
一度引退を決意したランディ。
握手会のようなイベントを開催するものの、客はまばら。というか数人。
その後、プロレスに復帰するランディ。
家族や好きな人、そして恐らく命よりもプロレスを選ぶ決意をしたランディ。
それだけ夢中になれるものがあるということは本当に羨ましいし、恐ろしさも感じてしまう。
でも、そんな生き様を見るのはとてもスカッとするし、映画の醍醐味の一つ。
良き映画だった。