ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密

予告からすごく楽しみにしていた映画。
「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」見てないままなんだけど、同じ監督の「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」を。
面白かった。最高に楽しかった。
良き良き。

雰囲気としてはアガサクリスティーに捧げていると言うこともあって、とても王道で古典的なミステリ。
とは言え、舞台はちゃんと現代。

あらすじ

「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン監督が、アガサ・クリスティーに捧げて脚本を執筆したオリジナルの密室殺人ミステリー。「007」シリーズのダニエル・クレイグ、「キャプテン・アメリカ」「アベンジャーズ」シリーズのクリス・エバンスら豪華キャストが顔をそろえる。世界的ミステリー作家ハーラン・スロンビーの85歳の誕生日パーティーが彼の豪邸で開かれた。その翌朝、ハーランが遺体となって発見される。依頼を受けた名探偵ブノワ・ブランは、事件の調査を進めていく。莫大な資産を抱えるハーランの子どもたちとその家族、家政婦、専属看護師と、屋敷にいた全員が事件の第一容疑者となったことから、裕福な家族の裏側に隠れたさまざまな人間関係があぶりだされていく。名探偵ブラン役をクレイグ、一族の異端児ランサム役をエバンスが演じるほか、クリストファー・プラマー、アナ・デ・アルマス、ジェイミー・リー・カーティスらが出演。
引用:映画.com

https://www.youtube.com/watch?v=L7IzrgeTWbE

ネタバレありの感想

これ、予告編おかしい。
まるで犯人は家族の中の誰か、って感じで見せてるけどこれ、倒叙ミステリ(読者は犯人が序盤で分かり、探偵役が反抗を暴いていくのを楽しむもの)じゃないですか。
見た人はわかると思いますが、確かに実際にはフーダニットではあるんだけど、映画の構成としてはあくまで倒叙ミステリで、物語の後半で実は真犯人がいました!ってやつなのに、予告編でフーダニットっぽい見せ方しちゃって・・・
この予告編本国でどうなのかとか知らないけど、本当に最低だ。
まぁ、この予告が気になって見に行ったので成功っちゃ成功なんだけどさぁ。

肝心の中身。
めちゃめちゃ面白い。

85歳の誕生日パーティーの翌日、遺体で発見されたハーラン・スロンビー。
自殺のようだけど・・・って感じなんだけど、ここで看護師マルタの回想シーンとなり、ハーランの死は「マルタが間違ってモルヒネを100ml投与してしまい、移民のマルタを守る為にハーランが」というものだとわかる。
そこから、探偵がトリックを崩していくっていうやつ。
そして、マルタが嘘をつくと吐いてしまうという設定、笑っちゃう。
小説では、”視点人物は嘘をつかない”というのがあるけど、映画だとそれはできないってのもあるしで、付け足された設定だと思うんだけど、それがすごく面白いし、すごく上手く使ってる。

嘘をつけない犯人であるマルタが探偵の助手としてアタフタする様は完全にコメディ。

ハーランの莫大な遺産を1人で相続することになってしまったマルタ。
そしてそんなマルタを守るために、ハーランの孫の1人であるランサムがマルタと行動を共にすることに。

探偵とランサムの2人の助手役としてワタワタするコメディ。
めっちゃ面白い。

そこら辺で「ランサムが真犯人なんだろうな」というのは少し見えてくる。
っていうのは結局予告のせいな気がするんだよね。

館ものとしてはあんまり館を上手く使っているわけでもないんだけど、ハーランの家族のキャラの濃さや、マルタがドタバタ奔走する様は本当に面白い。
倒叙ミステリーと見せかけてからのどんでん返しっていう構成もとても良き。
楽しかった。
最高。

2020年 年間ベスト

  1. パラサイト 半地下の家族
  2. ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密
  3. 全裸監督
  4. るろうに剣心 京都大火編
  5. るろうに剣心 伝説の最期編
  6. ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
  7. ジュマンジ
  8. 愛なき森で叫べ
  9. あやしい彼女
  10. ぼくたちはゆっくり上手にできない