HELLO WORLD

観るつもりはなかったんだけど、知り合いからムビチケもらったので観に行くことに。
無料だったせいなのかどうかわからないけど、やけに面白かった。

あらすじ

人気アニメ「ソードアート・オンライン」シリーズの伊藤智彦監督が、近未来の京都を舞台に描いたオリジナルのSF青春ラブストーリー。2027年、京都。内気な男子高校生・直実の前に、10年後の自分だという人物・ナオミが現れる。ナオミによると、直実はクラスメイトの瑠璃と結ばれるが、その後彼女は事故で命を落としてしまうのだという。直実は瑠璃を救うため、大人になった自分自身とバディを組んで未来を変えようと奔走する。しかしその中で、瑠璃に迫る運命やナオミの真の目的、そしてこの現実世界に隠された秘密を知り……。「君の膵臓をたべたい」の北村匠海が主人公・直実の声で声優に初挑戦。10年後からやって来たナオミの声を松坂桃李、ヒロイン・瑠璃の声を浜辺美波がそれぞれ演じる。「正解するカド」の野崎まどが脚本、「けいおん!」の堀口悠紀子がキャラクターデザインを担当。
引用:映画.com

https://www.youtube.com/watch?v=shoWFRnNoWw

ネタバレありの感想

2027年の京都が舞台と、そこまで遠くない未来のお話。
まずうれしかったのは、2027年でもきちんと第一線で紙の本があったこと。
もちろん、フィクションの世界だし、小説家である野崎まどが脚本も書いたせい、ということもあるんですけど、そこがすごくうれしかった。
主人公の直実も、ヒロインの一行さんも本、読書が好きというキャラクターでそこもすごくうれしかったし、映画内でもたくさんの本が出てきたり本を巡ったエピソードがとても重要なものになったりと、未来が舞台なのに、少し過去の古き好き本の時代のような感覚もあり、とても不思議な世界観。
この不思議で心地よい世界観だけで、僕は割と満足したくらい。

ムビチケをくれた知り合いは「イマイチだった。お金を出してまで観るほどではない。」との感想でしたが、それも仕方ないような地味さとCGアニメ独自の不自然さ。
最近のアニメ映画にしては、アニメーションという点ではちょっとレベルが低いと言わざるをえない。
特に、主要キャラじゃない部分の描写は酷いもので、画面として不自然なものだった。
これも、キャラデザが「けいおん!」などの堀口さんということで、自然とそこや最近の作品ということで「君の名は。」と比べてしまうんでしょう。
それらと比べてしまうと、差はすごく大きく感じてしまう。

物語としての面白さがそれを補ってあまりあるものだった。
さすが小説家。
場面を描くんじゃなくて物語を描いている。

ストーリーとしては、10年後の未来から自分がやってきて事故に合う恋人を救う。という、すごくありがちなものだし、ハプニングや主人公の行動もとてもありがち。
それでも、物語として軸がしっかりしていて、とても感情移入しやすく、笑う場面では笑ってしまったし、ピンチの時にはハラハラしてしまったし、ラブシーンではキュンキュンしてしまった。
これは野崎まどの手腕なんでしょう。小説も読みたい。

そして何よりヒロインの一行瑠璃がとてつもなくかわいい。
一行瑠璃を生み出しただけで「HELLO WORLD」は名作。

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