羊の木 @Amazonプライム

いまだドラクエ5にハマっている。
ちなみに今はブオーンが倒せなくて少し辞めたくなっている。
「レベル上げ」という行為が苦手なんだな。

ずうっとゲームってのもやっぱり飽きるので映画を1本。
公開時にラジオで宣伝聞いて気になってた「羊の木」を。山上たつひこ原作・いがらしみきお作画のコミック版というか原作はすごく面白かった覚えがある。
監督が「桐島、部活やめるってよ」の人なのね。ってことで期待。

解説

「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督が錦戸亮を主演に迎え、山上たつひこ原作・いがらしみきお作画の同名コミックを実写映画化したヒューマンミステリー。寂れた港町・魚深にそれぞれ移住して来た6人の男女。彼らの受け入れを担当することになった市役所職員・月末は、これが過疎問題を解決するために町が身元引受人となって元受刑者を受け入れる、国家の極秘プロジェクトだと知る。月末や町の住人、そして6人にもそれぞれの経歴は明かされなかったが、やがて月末は、6人全員が元殺人犯だという事実を知ってしまう。そんな中、港で起きた死亡事故をきっかけに、町の住人たちと6人の運命が交錯しはじめる。月末の同級生・文役に木村文乃、6人の元殺人犯役に北村一輝、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中泯、松田龍平と実力派キャストが集結。「クヒオ大佐」の香川まさひとが脚本を手がける。
引用:映画.com

ネタバレありの感想

6人の元受刑者がこぞっていい。
6人ともどこか人間らしさの薄い表情と立ち振る舞いで、原作の雰囲気をうまく表現できていると思う。
元受刑者はそれぞれがそれぞれに新しく生活を始めるんだけど、映画版では松田龍平演じる目黒にスポットライトが当たり過ぎだったのが残念。
映画的には目黒にまつわるあれこれが一番派手で見所も多いのは確かなんだけど、他の5人とそこに関わる人々の言葉をもっと聞きたかったし、心の変化や変化しない部分をもっと見たかった。
ストーリー的には6人を中心にした群像劇で、そこに狂言回しとして錦戸亮演じる月末がそれぞれに絡んでいくわけなんだけど、あきらかに月末が主役的すぎる。
その割には、月末の心象などを深く描いているわけでもなく、面白い設定の割には地味な部分だけで物語が進んでしまった。

とにかく、目黒以外の(映画的に)無視された5人の受刑者がもったいない。
彼ら・彼女らにもきちんと「これまで」と「これから」と「あの時」があったのに、とってつけたようなエピソードでとにかく底が浅い。
当然、感情移入なんかもできるわけもない。
こんなことなら、5人はごっそりカットして、元受刑者は目黒だけにした方がより深い所まで描けたんじゃないかな。

ラストは割とびっくりな結末。(悪い意味で)
あれ、原作もこんなだったっけ?もう一回読み直してみようかしらん。

そこまで悪い作品じゃないとは思うんだけど、「桐島、部活やめるってよ」がすごく好きな映画だったので、期待していた分残念な気持ちになってしまった。
でも、役者陣はみんなすごくよかったんじゃないかな。
特に優香がすごくよかった。すごく色っぽくてよかった。
あんなの好きになっちゃうよ。

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