運び屋

今年2度目の映画館はクリントイーストウッド。
クリントイーストウッドやっぱり大好きだなぁ。

クリントイーストウッド大好き、と言っても、映画好きになったのがわりかし最近な僕がクリントイーストウッドに惚れたのも「アメリカンスナイパー」からというにわかっぷり。

本当に今年は映画見れてないなぁ。
でも、久々に行ってよかった。すばらしくよかった。
こういうのが見たいんだよ、僕は!

もっとシリアスな映画かと思っていた。
もちろんテーマは深く重いものだし、シリアスで辛いシーンも多い。
しかし、この映画ジャンル分けするとしたらコメディだ。

15時17分、パリ行き」の時に思って、「アメリカンスナイパー」や「ハドソン川の奇跡」を思い出しつつ、本作ではっきりと確信できたんだけどクリントイーストウッドの映画はテンポがいい。
本作も116分と、そもそも長くない上映時間なんだけど、その体感よりもだいぶ短く感じる。
退屈なシーンや、無駄なシーンがないんだよなぁ。

解説

巨匠クリント・イーストウッドが自身の監督作では10年ぶりに銀幕復帰を果たして主演を務め、87歳の老人がひとりで大量のコカインを運んでいたという実際の報道記事をもとに、長年にわたり麻薬の運び屋をしていた孤独な老人の姿を描いたドラマ。家族をないがしろに仕事一筋で生きてきたアール・ストーンだったが、いまは金もなく、孤独な90歳の老人になっていた。商売に失敗して自宅も差し押さえられて途方に暮れていたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられたアールは、簡単な仕事だと思って依頼を引き受けたが、実はその仕事は、メキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だった。脚本は「グラン・トリノ」のニック・シェンク。イーストウッドは「人生の特等席」以来6年ぶり、自身の監督作では「グラン・トリノ」以来10年ぶりに俳優として出演も果たした。共演は、アールを追い込んでいく麻薬捜査官役で「アメリカン・スナイパー」のブラッドリー・クーパーのほか、ローレンス・フィッシュバーン、アンディ・ガルシアら実力派が集結。イーストウッドの実娘アリソン・イーストウッドも出演している。
引用:映画.com

https://www.youtube.com/watch?v=tubXWOHGSnw

ネタバレありの感想

コメディと言ったし、実際単純に笑っちゃうシーンも多かった。
でも、メッセージ性はすごく強く、それもわかりやすく、はっきりと語ってくれている。
下世話なコメディ的なシーンが続いたと思ったらいきなりメッセージをぶつけてきたりと、この緩急のすごさよ。

麻薬の運び屋となったアール・ストーン。
映画の多くのシーンはそのアールが麻薬の運搬で車を運転するシーンでできている。
それもカーチェイスなんかは無いし、派手な場面は全くなく、アールが容器なBGMに合わせて下手な歌を口ずさむシーンをなんども見せられる。
そして、それが最高にいい。
思わずニヤニヤしちゃう。
もちろん、麻薬の先には被害者と呼ばれるような人もいたりして、彼のやっていることは褒められたことでは無いどころか、完全に「悪いこと」。
それでも、なんか笑っちゃう。本作が実話を元にしているという、またもう一個重い枷があるにも関わらず。だ。

差別的なシーンも多く、ヒヤっとしてしまう場面もあった。
これも、すごいことだ。
こんな差別的なことをこの温度感で言えるっていうのはなかなかに難しいことだろう。
でも、これがリアルなのだろうし、きちんと「違う」とも言えている。

と、いくらでも難しいことも言える映画だけど、この映画の骨となる部分はあくまでもコメディ。
それも愛に溢れたコメディ。
最高だ。

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  1. 運び屋
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