BIRD BOX @Netflix

最近ラジオのCMでよく聞いてて、それで気になって視聴。
思ってた(目隠しした状態での騙しあいのようなサスペンス)のとはだいぶ違ったけど面白かった。

Netflixのオリジナル映画。
これは劇場公開とかしてないの?すごいな。贅沢。

あらすじ

「ゼロ・グラビティ」「オーシャンズ8」のサンドラ・ブロックが主演したNetflixオリジナルのSFサバイバルサスペンス。
未曾有の異変に襲われ、人類の滅亡も迫る極限状態の中で、幼い命を守ろうとする主人公の決死の姿を描く。思いがけず子どもを身ごもったマロリーは、ある日突然訪れた世界の終焉と人類滅亡の危機に直面する。謎の異変が次々と起こる中、生き残るためにできることは、決して「それ」を見ないということだけ。幼い命を守るため、マロリーは目隠しをして逃避行に出る。監督は「未来を生きる君たちへ」でアカデミー外国語映画賞を受賞したデンマークの女性監督スサンネ・ビア。脚本は「メッセージ」のエリック・ハイセラー。
引用:映画.com

ネタバレありの感想

主人公であるマロリーと子供2人が目隠しをしたまま川を下るシーンから映画は始まる。
もう、この始まり完璧。
映像も綺麗でしっとりしていて、ワクワクがすごい。
彼女らは何故川下りをしているのか、何故目隠ししているのか。

川下りのシーンと5年前のシーンを交互に見せる構成で、何故ここに至ったのかが少しづつ見えてくる。

アメリカで突如、「何か」を見た人々が自殺してしまうと言う、スリリングな舞台。
その「何か」は家の中には入ってこれないということで、主人公はとある家で何人かの男女と避難生活を送ることになる。
外に出ることもできずに極限状態となっていくっていうのはパニックムービーとしてはベタ中のベタな展開なんだろうけど、そこに、”見ることができない”という制限が加わることで、すごくいいアクセントになっている。

こういうサバイバル的な共同生活自体が好みで、そこに「何か」についての宗教観が加わってきたりするのはとても好物。
そんな避難生活の中でも特に好みだったのは、食料がなくなり、窓を塞いだ車でナビだけを頼りにスーパーまで行く場面。
無事スーパーに着いたと思ったら、「帰るのはやめよう」と裏切るよう誘導するクズが現れたと思ったら、また別のハプニング。
安住の地が無い感じ、最高に楽しかった。

共同生活はゲイリーの登場で一気に崩れていき生き残ったのは結局マロリーとボーイとガールの3人。
ただ、この3人が生き残るのは川下りのシーンでバレているのでそこにハラハラ感はなくて少し残念。
映画は進んでいき、何故川下りをしているのか?はわかるものの、「何か」についての進展は全然なく、結局「何か」がなんなのかはわからないままで映画は終わっちゃってそこは残念に思う人も多いだろうし僕も少し残念。

BIRD BOXってタイトルから鳥が重要なアイテムになるかと思ったけどすぐそういうこと考えるのは僕の悪い癖だな。
でも、最後のシーンはとても希望に満ち溢れててとてもよかった。
それまでの、彩度の低い画面から急に色鮮やかな画面に目が眩んでしまうほどだった。
風立ちぬの結納のシーンを思い出した。

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