映画「嫌われ松子の一生」@Amazonプライム

久々に鑑賞。
テレビドラマにもなって、舞台にもなった「嫌われ松子の一生」。
原作も読んでるし、テレビドラマも見ている。
と、案外追っている作品なんですけど、そこまでめちゃめちゃ好きって作品ではないんですよね。

でも、この物語を時折読みたくなる・見たくなるのはこの物語の悲劇的な部分と喜劇的な部分のバランスがとても好きだからかと。
悲劇ってとても喜劇的だと思うんですよね。太宰の「人間失格」にもそんな匂いは感じるんだけど、「人間失格」は悲劇的すぎて、読むのに勢いが必要なんだけど「嫌われ松子の一生」はそのバランスがとてもちょうどよくてこっちが喜劇として読みたければ喜劇として受け入れられるし、悲劇として読みたければ悲劇として受け入れられる。
今回は喜劇としての「嫌われ松子の一生」。
中島監督も喜劇として作ってると思うんですよね。
それか、あまりに悲劇的すぎる物語と受け止めて、無理して明るくポップなミュージカルに仕上げてくれたのかもしれない。

あらすじ

53才で殺害死体として発見された川尻松子(中谷美紀)の半生を、甥の笙(瑛太)がたどっていく。 福岡で生まれ、病弱な妹の久美(市川実日子)と育った少女時代を経て、松子は中学の教師となった。しかし、教え子の龍(伊勢谷友介)が起こした窃盗を庇ったことで退職、その後は実らぬ恋愛を繰り返しながら堕落していく。
引用:Movie Walker

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ネタバレありの感想

ミュージカルです。
日本でミュージカルは成功しない。
みたいな意見聞くことが多いですが、これは成功している部類なのではないでしょうか。
比較的、みたいなことになっちゃうかもしれないけど。

映画終盤、松子は精神科にかかるわけで、それを落ちるところまで落ちた、と見せていると思うんだけど、松子はそもそも子供の頃から精神を病んでるとしか思えないし、そういう意味では精神科にかかることによって、松子はようやく自分に向き合ったってことなのかもしれない。
それは、一度は捨てた沢村めぐみの名刺をもう一度探しに河原に行ったことでもわかる。
だけど、そこで松子の人生が終わってしまうのはとても悲劇的ではあるけど、ハッピーエンドでもある。

松子の人生を不幸なものだった。というのはとても簡単だけど、そんなことを言うと、松子はきっと怒るでしょう。
簡単に他人の幸福度を図るべきじゃないよね。

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