永い言い訳 @Amazonプライム

予告編みて気になってたのに、なんでだっけか見ていなかった映画。
Amazonプライム万歳。
そして肝心の内容もとてもよかった。

あらすじ

人気作家の津村啓こと衣笠幸夫(きぬがささちお)は、妻が旅先で不慮の事故に遭い、親友とともに亡くなったと知らせを受ける。その時不倫相手と密会していた幸夫は、世間に対して悲劇の主人公を装うことしかできない。
そんなある日、妻の親友の遺族――トラック運転手の夫・陽一とその子供たちに出会った幸夫は、ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出る。保育園に通う灯(あかり)と、妹の世話のため中学受験を諦めようとしていた兄の真平。
子供を持たない幸夫は、誰かのために生きる幸せを初めて知り、虚しかった毎日が輝き出すのだが…
引用:Amazon

https://www.youtube.com/watch?v=Hqf3oXHtzYg

感想

映画詳しくない僕でも聞いたことのある名前、西川美和監督の新作。
そんなことより、予告編で気になってたのはBGM。
ほら、ジャズってかっこいいじゃん。

どうやら監督が震災という体験から作られた映画だそうで、2011年から5年後に公開。
ようやく少しづつみんながあの体験を飲み込め初めてきたのかな。
メインとしては「事故」という悲劇によって身近な人を失う恐怖と残された人々のあれこれ。
ですが、震災を思い起こさせるシーンもあり、やはり震災映画の一つなんだな、と。

妻が亡くなった時間、不倫をしていた主人公の幸夫は「悲劇の主人公を装うことしかできない。」とあらすじにも書いてありますが、幸夫がどうして泣けなかったのか。
不倫をしていた後ろめたさからなのか、そもそもがクズだったのか、
「悲劇の主人公を装うことしかできなった。」も真実なんでしょうけどクズっぷりも装っていたのではないかな、と思うんですよ。
誰に対してって自分に対して。

同じく妻を失った大宮陽一の子供の面倒を見ることを決めたのは、おそらく懺悔の意味合いを多く含んでいたのではないかと思う。つまりは自分のために。

でも、そのシーンが本当に輝いていた。
幸生と灯ちゃんの触れ合いが本当に輝いていた。
多幸感すごかった。

大事なことは解決していないような気はするけど、映画としてはハッピーエンドでよかった。
真平くんと灯ちゃんのスピーチ最高だった。

この映画好きだ。

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