畔倉重四郎

友達に面白いと教えてもらって見始めた「畔倉重四郎」。
六代目神田伯山の講談。
講談というものに触れたことがない僕ですが、こんなにも面白い世界だったのか。
人生まだまだ知らないことがたくさんだ。

とにかく本当に心の底から最高だったと言える。
とても良質なミステリーだし、最高のダークヒーローもの。

https://www.youtube.com/watch?v=sqoYQPotTlU&feature=youtu.be

調べると本公演は神田伯山になる前、神田松之丞の時の公演で、もちろん神田伯山がどういうつもりでこの演目を選んだのかはわからないし、講談の世界のことも僕が無知なせいでただの想像にしかならないし、どうせラジオ(問わず語り)でも本音と建前と面白をごちゃまぜにしてて神田伯山の心の内なんてわかっりこないんだけど、神田松之丞として一つの区切りをつけたかったんじゃないのかな。
と思わされるくらいに、圧巻で素晴らしいステージだった。

神田伯山の演技?講談?(音楽で言うところの”演奏”を講談の場合何て言うのかすらわからない)が最高なのはもちろん(講談を知らないので相対的な評価ではなく絶対的な評価になってしまいますが)、物語として最高に最高。

振り返って見ると大きな役割をもった登場人物も多く、舞台もあちらこちらへ飛ぶ飛ぶ。
それでも全く話を見失わないのはとにかく無駄のない筋と魅力的なキャラクター。
そして謎の作り方のうまさ。
もちろん、これに神田伯山の技術もあるんでしょう。

とにかく一席から十九席までずうっと面白い。
ところどころで、「ここは退屈な話」だと神田伯山は言うものの、全然そんなことない。ずうっと面白い。

ぜひ皆に見て欲しい。見た方がいい。
見てつまらなかったらお金返すから、と言わなくていい。無料だから。
すげえな。これが無料か。
これだけ面白ければYouTubeのうざい広告も全然我慢できる。

最近聞いてなかったけど問わず語りもまた聞き始めよう。
神田伯山から目をそらしていちゃダメだ。現代の日本人として。
先週の聞いたらやっぱりめちゃめちゃ面白かったしね。