本谷有希子「グ、ア、ム」

江南亜美子さんの解説にもありましたが、「劇作家の書いた小説」という冠はもう必要ない。 数ある小説の一作品としてとても輝いているし、抜きん出て面白い。 とてもよき。

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下村敦史「闇に香る嘘」

「生還者」がすごくよくて、気になっていた作家さんのデビュー作。 本書「闇に香る嘘」もめちゃめちゃ面白い。下村敦史、信頼すべき作家だ。 江戸川乱歩賞も受賞。 よき。とてもよき。

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法月綸太郎「ノックス・マシン」

2014年版「このミステリーがすごい!」の大賞作品。 そう聞くとミステリー、しかも法月綸太郎らしいミステリーを期待してしまう。 裏切られた。僕は裏切られた。 いい方向に。 とてもよき。

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西村京太郎「殺しの双曲線」

多分初読みの西村京太郎。 西村京太郎といえば、トラベルミステリーのイメージが強いですが、こういう本格ものもあるんですね。 本格ものでありつつ、社会派っぽい感じもあって意外と言っちゃ失礼ですが骨太。 トラベルミステリーに興 […]

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東野圭吾「鳥人計画」

さすがの東野圭吾。 犯人が「探偵」を推理するっていう図式が素晴らしく面白い。 こんな風に少し外れた構造でもしっかりと読みやすく、骨太なミステリーを書けるのはさすが。 逸脱しすぎない物語で、緊張感もすごい。 よきよき。

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相沢沙呼「午前零時のサンドリヨン」

いわゆる日常の謎系。 いわゆる学園青春ミステリ。 こういう系統のミステリーも、何か別の要素を足すことが重要になってきている気がする。 本書では、マジック。

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中村文則「何もかも憂鬱な夜に」

中村文則からはすごく文学を感じる。 現代の若者は中村文則を読むべきだ。 文学は時代を超えるけど、それでもやはり現代の作家の書いた現代の物語はまた違った力を持つ。 中村文則はそんな力を持った作家の1人だ。 よき。

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野中柊「小春日和」

かわいい表紙でかわいい双子の物語。 それだけなんだよな。 大人から見た子供の物語。 いまいち楽しめなかった。

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深水黎一郎「ミステリー・アリーナ」

面白そうって思ってたらやっぱり面白かった。 多重解決ものの名作。とはとてもじゃないけど呼べない。 怪作。 好き嫌いが分かれるというか、許せるか許せないか。 僕はこういうの大好き。よきよき。

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瀬尾まいこ「温室デイズ」

中学生の女の子2人が主人公。 今の僕からすごく遠くの位置にいる登場人物たちですが、それでも、この主人公2人の苦悩は響くし、周りの登場人物の苦悩もちゃんと響く。

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櫛木理宇「死刑にいたる病」

単行本時には「チェインドッグ」というタイトルで、文庫本化するにあたり「死刑にいたる病」と改題。 読了してみると改題は成功してると思う。 連続殺人鬼というキャラクターをどれくらい、魅力的に書くのか、そもそも魅力的に書いてし […]

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法月綸太郎「雪密室」

法月綸太郎ってあんまり読んでいない。 随分前に「二の悲劇」を読んだはずだけど、内容は覚えてない。 王道中の王道の本格ミステリ。 よき。

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