2018年に読んだ本

2018年の僕はあまり働かなかった。 5月で仕事を辞めて11月から復帰して、と5ヶ月間働いていなかった。 おかげでたくさんの本を読むことができた。しめて123冊。

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村田沙耶香「タダイマトビラ」

「コンビニ人間」で芥川賞を受賞した村田沙耶香。 やはり彼女の本筋は「コンビニ人間」ではない。本書のような小説だ。 村田沙耶香は本物だ。本物の文学を書く。 こういう一冊の本で常識はいとも簡単に壊される。 時々こんな体験がで […]

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競作「五十円玉二十枚の謎」

若竹七海が学生時代に体験した不思議な出来事に対し、他のミステリー作家や一般公募での推理を集めたアンソロジー。 アンソロジーということだけど、一般公募も多く豪華なメンツとは言いづらい。 それでも、デビュー前の倉知淳の作品も […]

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江戸川乱歩「怪人二十面相」

大人江戸川乱歩は結構読んでいたのですが、こども江戸川乱歩はほとんど読んだことがなかったです。 そんな僕ですが、とうとう少年探偵団シリーズに手を出しました。 まさかこんなに面白いとは。 江戸川乱歩すごい。 良き良き。

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ジェーン・スー「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」

ジェーン・スー、ラジオも上手いが文章も上手いと聞いて読んでみた。 まず、なんてパンチ力のあるタイトルだ。 エッセイ集なんだけど、最初のエッセイが表題作。というか、タイトルトラック。 文章は確かにうまくて面白いんだけど、続 […]

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又吉直樹「火花」

ようやく読めた。 あれだけ売れた本だし、ドラマ化や映画化までされて、気になってはいた。 でも、そこまで期待していたわけではないけど、やっぱり読んでおかなきゃ嘘でしょ、って気持ちはずうっとあったんだけど、この度ようやく読む […]

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連城三紀彦「戻り川心中」

連城三紀彦が大好きな人が多い理由がなんとなくわかった。 美しくて、哀しくて、凛としててまさしく花のような作品集。見事。 本書「戻り川心中」が傑作というのは色々なところで聞く話だけど、まさしく傑作。名作。 良き良き。

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山崎洋子「三階の魔女」

初読みの作家さん山崎洋子の短編集。 女性の作家さんだからなのか、どの短編も女性がとても重要な役で登場している。 バブリーな匂いがする時代の作品で、割とここらへんの頃の作品好きかも。 なんとなく浮かれた感じの雰囲気がミステ […]

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乾くるみ「嫉妬事件」

乾くるみってこんなのも書けるのか。 僕の中で乾くるみの評価がグンっと上がった。 ただ勘違いしないで欲しい。 とてつもなくくだらない。

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長江俊和「掲載禁止」

「出版禁止」は割とよかった。 物語としてはあんまりだったんだけど、クイズ本というか、謎解き本としてなかなかよかった。 と言うことで本書も。 短編集らしいので、謎解き本としてはより良いのではないか?と思ったけど、つまらぬ。

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村田沙耶香「コンビニ人間」

村田沙耶香の芥川賞受賞作「コンビニ人間」。 村田沙耶香はかなり好きな方に入る作家なので、本作も楽しみにしていた。 さすがに良き。

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岸田るり子「出口のない部屋」

回想シーンのような作中作のような話が入り組んだ構成で、その時点で個人的に好み。 驚愕のオチっていうほどではなかったが、面白かった。 とても良き。

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