2019年に読んだ本

2019年の僕はといえば、また無職になった。
反省しています。
どうして、僕はこんなにもこんななんだ。
でも、もうちょっと無職のまま頑張ってみます。
今年は去年にもましてプールサイドが楽しくて音楽活動をがんばりました。ってこともあって、93冊。

平山夢明「ダイナー」

2019年の割と最初の方に読んだんだけど、そのまま1位のままだった。
とにかく楽しかった。とにかくエンターテインメント。
読んでる間、多幸感に包まれていた。
結末もわかりやすく明るさ、ポジティブさってのを匂わせていて良き。
最初から最後までエンタメのままで突っ走った作品。
僕が小説に一番求めているものは結局エンターメインメントなんだよな。
だからミステリーも好きなんだ。
2019年ベストはやっぱりこれだ。

原作がこれだけ楽しかったのに、映画のひどいことったら。

辻村深月

2019年は辻村深月は「小説 映画ドラえもん のび太の月面探査記」「きのうの影踏み」の2冊しか読んでいないのか。
2020年はもっと他の読みたいな、とは思うものの、2020年は積ん読を解消していかないといけないしな。

「きのうの影踏み」はジャンルとしては苦手なホラーの短編集。
でも、さすがの辻村深月。
短編の中にいじわるな視点や、裏切りなんかを心地よく入れていて楽しい。

「小説 映画ドラえもん のび太の月面探査記」
辻村深月がドラえもんを書く。それだけで読む価値のある本だし、見る価値のある映画だった。
そして、映画に描かれていないシーンが最高最高最高。
2019年は単行本を解禁してしまった。
おかげでお金もスペースも困ることに。
それでもやはり”本”という媒体で本書の装丁のなんとすてきなこと。

高山一実「トラペジウム」

僕に撮っての2019年のベストアイドルは三田寺理紗さんと高山一実さん。
三田寺理紗さんはDVD買ったりイベントにも参加したり、高山一実さんはTVで見てて「可愛いな」って思っていたくらいだったのが、本書「トラペジウム」で完全に「好き」ってなってしまった。
もちろん、筆力としてはまだまだなところもあるんでしょうけど、小説家として素晴らしく意地悪な視点や、力強い一節があり、何よりも試行錯誤や苦悩の見える一冊。こういう体験をさせてもらえるのは幸せなことだ。
あと、写真集も買いました。

2019年ワースト

2019年もつまらない(趣味に合わない)本はあって2019年はとにかくおかもと(仮)「空想少女は悶絶中」
文章っていう点では、前述した高山一実さんよりも全然書けていないし、努力や試行錯誤も感じられない。
そもそものアイデアとかも、インターネットの世界で見たようなのばかり。
キャラクターも魅力的でもないし、コメディ部分もちっとも笑えない。
何も無い小説。

2020年に向けて

まずは積ん読の解消をしなければならない。
正月が終わったら積ん読の数を数えて、何かしらのルールを設定します。

2019年 年間ベスト

  1. 平山夢明「ダイナー」
  2. 辻村深月「小説 映画ドラえもん のび太の月面探査記」
  3. 紗倉まな「最低。」
  4. 井上真偽「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」
  5. 綿矢りさ「憤死」
  6. 周木律「眼球堂の殺人」
  7. 今村昌弘「屍人荘の殺人」
  8. 市川憂人「ジェリーフィッシュは凍らない」
  9. 豊島ミホ「底辺女子高生」
  10. 宮下奈都「たった、それだけ」
  11. 小路幸也「空を見上げる古い歌を口ずさむ」
  12. 彩瀬まる「神様のケーキを頬ばるまで」
  13. 小林泰三「アリス殺し」
  14. 古処誠二「アンノウン」
  15. 江戸川乱歩「パノラマ島奇談」
  16. 壁井ユカコ「サマーサイダー」
  17. 詠坂雄二「インサート・コイン(ズ) 」
  18. 高山一実「トラペジウム」
  19. 月原渉「首無館の殺人」
  20. 辻村深月「きのうの影踏み」
  21. 朱川湊人「都市伝説セピア」
  22. 桜庭一樹「少女七竈と七人の可愛そうな大人」
  23. 高橋由太「紅き虚空の下で」
  24. 美輪和音「強欲な羊」
  25. 瀬尾まいこ「戸村飯店 青春100連発」
  26. 金原ひとみ「星へ落ちる」
  27. 豊島ミホ「夏が僕を抱く」
  28. 北山猛邦「猫柳十一弦の後悔 不可能犯罪定数」
  29. 降田天「彼女はもどらない」
  30. よしもとばなな「ハゴロモ」
  31. 河野裕「いなくなれ、群青」
  32. アンソニー・ホロヴィッツ「カササギ殺人事件」
  33. 神宮司いずみ「校舎五階の天才たち」
  34. サキ「サキ短編集」
  35. 中町信「天啓の殺意」
  36. 三浦しをん「小暮荘物語」
  37. 柾木政宗「朝比奈うさぎの謎解き錬愛術」
  38. 彩坂美月「少女は夏に閉ざされる」
  39. 東野圭吾「赤い指」
  40. 小林泰三「世界城」
  41. 西尾維新「化物語」
  42. 湊かなえ「リバース」
  43. 西澤保彦「七回死んだ男」
  44. 麻耶雄嵩「貴族探偵対女探偵」
  45. 橋本紡「彩乃ちゃんのお告げ」
  46. 乙野四方字「ミウ -skeleton in the closet-」
  47. 豊島ミホ「大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル」
  48. 清涼院流水「ジョーカー 」
  49. 清涼院流水「コズミック 」
  50. 早坂吝「探偵AIのリアル・ディープラーニング」
  51. 歌野晶午「正月十一日、鏡殺し」
  52. 西本秋「闇は僕らをつないでいる」
  53. 根本聡一郎「プロパガンダゲーム」
  54. 雫井脩介「犯罪小説家」
  55. はやみねかおる「そして5人がいなくなる」
  56. 下村敦史「真実の檻」
  57. 河合莞爾「デッドマン」
  58. 蒼井上鷹「出られない五人」
  59. 笹沢佐保「どんでん返し」
  60. 貫井徳郎「ドミノ倒し」
  61. 村崎友「夕暮れ密室」
  62. 澁澤龍彦「秘密結社の手帖」
  63. 北森鴻「共犯マジック」
  64. はやみねかおる「亡霊は夜歩く」
  65. ジェシー・ケラーマン「駄作」
  66. 大山誠一郎「密室蒐集家」
  67. 深木章子「敗者の告白」
  68. 佐々木丸美「崖の館」
  69. 清涼院流水「全日本じゃんけんトーナメント」
  70. 日高由香「ゴメンナサイ」
  71. 青柳碧人「猫河原家の人びと 一家全員、名探偵」
  72. 太田忠司「僕の殺人」
  73. 悠木シュン「スマート泥棒」
  74. 小山田浩子「穴」
  75. 長崎尚志「闇の伴走者 醍醐真司の博覧推理ファイル」
  76. 獅子文六「ちんちん電車」
  77. 堀内公太郎「スクールカースト殺人同窓会」
  78. 島田荘司「御手洗潔の挨拶」
  79. 堀内公太郎「スクールカースト殺人教室」
  80. 菅原和也「あなたは嘘を見抜けない」
  81. 藤崎翔「殺意の対談」
  82. 松下麻理緒「誤算」
  83. 小林由香「ジャッジメント」
  84. 朝倉宏景「白球アフロ」
  85. 小杉健太郎「神の子(イエス・キリスト)の密室」
  86. 美輪和音「8番目のマリア」
  87. 大石圭「60秒の煉獄」
  88. 小林聡美「読まされ図書室」
  89. 平川陽一「山と村の怖い話」
  90. 藤岡真「ゲッベルスの贈り物」
  91. 矢部嵩「紗央里ちゃんの家」
  92. 浅暮三文「困った死体」
  93. おかもと(仮)「空想少女は悶絶中」