Nobutake
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藤原伊織「テロリストのパラソル」

本をよく読んでいる人に「一番好きな一冊は?」とすぐ聞いちゃいます。
自分が聞かれたら困るくせによく聞いちゃいます。

僕の場合は、「人間失格(太宰治)」か、「ぼくのメジャースプーン(辻村深月)」か、「寺山修司少女詩集」か。
「穴(ルイス・サッカー)」もいいしなぁ。

これは、知り合いの読書好きに「一番好きな一冊は?」と聞いたところ、「ハードボイルドになるんですけど、とにかくアル中の主人公がかっこいいんです」とのこと。
とりあえずその日のうちに購入したものの、ハードボイルドに対してそんなに食指が動かないので躊躇してましたが、「辻村深月続いてるし一回おっさん挟んで置くか」と読んでみました。

あらすじ

史上唯一の、直木賞&江戸川乱歩賞ダブル受賞作!
新宿に店を構えるバーテンの島崎。ある日、島崎の目の前で犠牲者55人の爆弾テロが起こる。現場から逃げ出した島崎だったが、その時置き忘れてきたウイスキー瓶には彼の指紋がくっきりと残されていた……。
引用:Amazon

ふとした時にあらすじ見てみたら乱歩賞と直木賞のW受賞してるじゃないですか。
ミステリーって事だったら話は別ですよ。読みますよ。

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テロリストのパラソル (文春文庫)
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感想

そして読み始めたらグイグイ進むこと。
物語の展開も早く、何よりもキャラクターが魅力的です。
その見せ方もとても自然で押し付けがましくなくて、すんなり入ってきます。
「アル中で元ボクサーのバーテンダーが主人公」
これだけ聞くとやっぱり魅力的では無いんですよね。実際、主人公より脇役が良かったです。

ミステリーとしてもとても楽しめた。名作だ。