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映画「リンダ リンダ リンダ」@Amazonプライム

「山田孝之のカンヌ映画祭」がめちゃめちゃ好きなんですよ。
それでこれも。
素晴らしく素晴らしかった。
山下監督ってすごいんですね。

あらすじ

とある地方都市にある高校。文化祭を数日後に控えたある日、軽音楽部所属の5人組のガールズバンドがギターの骨折を発端に分裂してしまった。ギター、ボーカルがバンドを離れたが、ステージに立つことを諦めなかった3人。彼女たちはたまたま目の前を通った韓国からの留学生をボーカルに引きいれ、THE BLUE HEARTSのカバーを目指す。文化祭ライブ当日まであと3日。寄り道だらけの4人の練習が始まる………。
引用:Wikipedia

いい評価は聞いていたものの、このあらすじ見て勝手に人種差別的な問題を孕んだ作品なんじゃないかって予想してて怖くて見てなかった。
見てよかった。

感想

本気で本音の褒め言葉として言うけど、思った以上に「けいおん!」だった。
女子高生のバンドものってだけじゃなくて、描いているのがただの日常ってところがすごく「けいおん!」だった。
大きく違うのはこの映画はたった3日間に凝縮してしまったところ。
でも、もしも3年間を描いたとしても、大きなドラマはなかったんだろうな、って感じがすごくいい。
映画的・物語的なドラマはなくても個人個人にはきちんとドラマがあるんですよね。
側からみたらくだらないことでも、本人や身近にいる人にとっては大事な出来事がたくさんある。

ただの日常をいくつもいくつも重ねて、何も得てないって思ったりすることもあるけど、確かに何かを積み重ねてたり階段みたいなものを登っていたりで、そしてそれがラストのライブシーンにすごくよく表れていた。
こういう感覚を表すにはやっぱりブルーハーツがぴったりなんだな。
すごいなブルーハーツ。

山下監督はラストのライブシーンもカットしちゃうつもりもあったようですが、もしそうなっていたとしても、きっとこの映画はすごくいい映画だったと思う。
それでも、ライブシーンは彼女らの短いながらも築きあげてきた関係性や、努力や、音楽を好きって気持ちなんかがぐちゃっと表現されていて、こみ上げてくるものがあって最高だった。

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Movie | 2018年1月3日