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森川智喜「キャットフード 名探偵三途川理と注文の多い館の殺人」

タイトルからわかる通り注文の多い料理店をモチーフにしたミステリーです。

あらすじ

一攫千金を目論む化けネコ・プルートが考えついたのはコテージに見せかけた“人間カンヅメ(キャットフード)”工場。彼女の計画はしかし、思わぬ形で破綻する。
工場に呼び寄せた高校生の中に、人間に化けた黒ネコ・ウィリーが混ざっていたのだ! ネコ社会の法律により、ネコを殺すことは許されない。
4人の人間から1匹のネコをあぶりだせ――尻尾を出したら殺される!
引用:Amazon

化け猫が人間を誘い込んで食肉に加工するためのコテージを作る。っていう設定からしてしびれる。
そしてそのコテージに招かれた4人の男女の中に、人間に味方する化け猫が紛れ込んでいて、「猫の世界の法律では猫は人間を殺してもいいが、猫を殺しては罰せられる」という法律のため手出しができなくなる。でも、このままじゃ赤字だから化け猫じゃない3人は殺したい。誰が化け猫なの?
というしびれるシチュエーション。


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感想(ネタバレあり)

4人の中で誰が化け猫か?っていうフーダニットではなく(読者には最初から誰が化け猫か提示される)「人間を守りたい化け猫対人間を殺したい化け猫の騙し合い」が話しの主軸なので、ミステリーっていう位置付けに疑問を持ちつつ読み進める事になります。

が、タイトルにもある通り、名探偵が出てくるんですよ。
名探偵が出てきたらそれはもう、ミステリーですよ。
名探偵というミステリーのメタ的な要素を物語に絡ませてきてから一気に面白くなります。

シリーズ物だそうで、他のも読まねばならん。
積ん読もうちょい崩してからにしなければ、だけど。

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Book | 2016年11月10日