Nobutake Dogen.com

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木下半太「鈴木ごっこ」

まずは秀逸なタイトルが目を惹く。
表紙からにじみ出る少し不気味な感じも小説の世界観をよく表していると思う。
ただ、肝心の中身、小説としてはあっけなく終わってしまった感じ。
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鯨統一郎「邪馬台国はどこですか?」

ずいぶん前に読んだものの再読。
いわゆる歴史ミステリーものの範疇に入るんでしょうけど、ミステリーっぽくない。
トンデモ説をミステリーという箱に収めているだけのような感じではあるけど、面白いは面白い。
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東野圭吾「ある閉ざされた雪の山荘で」

東野圭吾のクローズド・サークルもの。
とはいえひねくれものの東野圭吾、一筋縄ではいかないクローズド・サークル。
タイトルには「雪の山荘」となっていますが、雪なんか全く降っていないし、閉ざされてなんかいない。
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青崎有吾「体育館の殺人」

「体育”館”の殺人」と、まるでパロディもののようなタイトルだったり、探偵役の裏染くんがやけにオタクだったりと、すごく今時なライトな学園ミステリ風なんですけど、トリックや謎解き部分はとても硬派でいい意味で裏切られた。
やったぜ。
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瀬尾まいこ「おしまいのデート」

“デート”をテーマにした5つの短編からなる短編集。
と言うものの恋愛ものというわけではなく(全く恋愛要素がないわけではありませんが)様々な関係性の2人のデートにまつわるあれこれ。
瀬尾まいこでつまらないと思ったことがないし、これもやはりすごくよかった。
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浜口倫太郎「22年目の告白-私が殺人犯です-」

映画で見たかったやつをなんだかんだで小説版を先に読んでしまった。
韓国の映画で「殺人の告白」というのがあって、それのリメイクしたのが映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」。
そして、それをノベライズしたものがこれ。
間違っていないんだろうけど、そんな本の著者を「浜口倫太郎」としちゃうのはちょっとどうなんだろう。
ってところが多少気になる。
原案くらいは記載するべきじゃないかな。
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長江俊和「出版禁止」

タイトルと表紙すごくいいですよね。
「放送禁止」というTVシリーズのディレクターの書いた小説。
「放送禁止」は名前だけ知っている程度だったんですけど、興味持ちました。見てみたい。
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天祢涼「キョウカンカク 美しき夜に」

面白い!
探偵ものはやっぱりこうでなきゃ。と思える爽快感と奇抜さ。
伏線の張り方がとても上手。
アンフェアなものになりそうな中とてもフェアなミステリーになっていると思う。
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深水黎一郎「テンペスタ 最後の七日間」

「最後のトリック」で知り、「さすがにどうなのよ」って思ったものの「人間の尊厳と八〇〇メートル」がとても素晴らしく、「五声のリチェルカーレ」もすごく良くて、深水黎一郎すげえぞ!って思っていた作家さん。
ゴリゴリのミステリー作家だと思っていて、そういうのを期待していたら裏切られた。
ユーモア小説だこれ。でも最高だった。いい裏切りだった。
思い出しただけでちょっと泣けてくるほどいい小説だった。
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北山猛邦「先生、大事なものが盗まれました」

初読みの作家さん。
何冊か購入して、一番上に積んであったこれから。
やったぜ。面白い!
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